ザイロリックで痛風を改善!

痛風の症状と原因について詳しく説明します

痛風の症状と治療薬について

痛風の症状と治療薬について

痛風は、とても簡単に言ってしまうと、体内血液中の尿酸が過剰になった結果、引き起こされる病気、ということになります。

だいたいにおいて、足の親指付け根がひどく腫れ、そこに風が吹き付けてくる感触だけでも、かなりの痛みを感じてしまうほどの、辛い病気なのです。

治療法は、その痛み(痛風発作)に対する治療薬を飲むことと、そもそもの原因になっている、過剰尿酸に対しての治療薬を飲むこと、に分けられています。ちなみに、痛風発作が出ているときには、後者の薬は飲みません。

痛風の症状

「痛風」という病気の有名な症状としては、足の親指の付け根の部分に激痛が走る、という特徴でしょう。その痛みは、指に風が吹きつけてくるだけでも痛みを感じるほどなので、痛風と呼ばれるわけです。

ただし、痛みを感じる部位は、足の関節や甲であったり、アキレス腱の付け根、もしくは膝の関節、手の関節などの場合もあります。

耳介に、痛風結節ができたり、尿路結石ができることもあるようです。

また、肥満・高血圧といった、生活習慣病の合併が起きるケースも見られています。

痛風の痛みが出始めたら、24時間ぐらいでその痛みはピークに達し、それから約2週間かけて、段々とおさまっていきます。

ちなみに、尿酸の結晶が腎臓に沈殿していった場合は、腎不全など、重い病気につながる危険性があり、注意が必要です。

また、皮下・もしくは骨にも結晶が溜まったら、痛風結節ができたりもしますが、こういったケースだと、誤って腫瘍と診断されてしまうことも、たまに起きるようです。

痛風の原因

「痛風」という病気は、血液の中で、尿酸が過剰になってしまうことにより、発生します。つまりは、「高尿酸血症」の人が、かかりやすい病気と言えます。

そして、その高尿酸血症というのは、体外に排泄されていく尿酸よりも、体内に生成される尿酸の量が勝ってしまうことにより、発病するのです。

さらに、尿酸が増える原因としては、いろいろな理由があります。

よく言われているのは、「プリン体」の、過剰摂取です。飲食物のなかには、プリン体という物資が含まれていますが、これを、より多く含有しているものを摂り続けるのは、良くないとされています。特に、ビールなどを筆頭に、アルコールの類いは、尿酸が増えやすい原因となるプリン体を多く含んでいるので、注意が必要でしょう。

ただし、プリン体が多いわけではない飲食物であったとしても、摂り過ぎてしまえば結局は同じことなので、暴飲暴食をしないのはもちろん、バランスのとれた、節度ある食事習慣が大事だと言えます。

ほかに痛風の原因としては、「激しい運動」や「ストレス」、「遺伝」なども、要因になりうる、と言われています。

痛風治療薬

痛風の治療薬といっても、いろいろな種類が存在します。

そもそも、痛風の原因となっている高尿酸血症についても、いくつかのタイプに分かれています。尿酸を体外へ排出する機能が低下しているタイプと、体内で過剰に尿酸が作られやすくなってしまっているタイプと、その両方の性質をあわせ持っているタイプです。それぞれに対して治療薬は異なってきますし、また、痛風発作が起きている最中に飲む薬と、根本的に痛風を治すための薬も違うので、用途に合わせる必要があります。

痛風発作抑制薬

「痛風発作抑制薬」の代表的なものとしては、「コルヒチン」の成分を含有した、「高田製薬株式会社」が製造・販売する、「タカタ」があります。この薬は、もともとは「塩野義製薬株式会社」が、「シオノギ」として製造・販売していましたが、2010年の4月1日に、その権利を承継した、という経緯があります。

この薬は、「痛風発作の緩解・および、予防」としての効果を発揮するほか、「家族性地中海熱」や、「ベーチェット」にも、適応する、と認可されています。

痛風発作などの症状を抑制するだけであり、病気そのものを治療できる薬でない点は、注意が必要です。

痛風発作の症状が出始めてから、早く服用を開始するほど、効果を得られやすいのですが、長期の服用は副作用が起こりやすくなるため、医師と、よく相談しながら、服用を続けるようにしてください。

痛風発作治療薬

「痛風発作治療薬」の代表的なものとしては、「ナプロキセン」の成分を含有した、「ナイキサン」、「プラノプロフェン」の成分を含有した「ニフラン」、「オキサプロジン」の成分を含有した「アルボ錠」などがあります。

ナイキサンは、非ステロイド性抗炎症薬であり、炎症・痛みをおさえて、熱を下げてくれる効果があります。

効能として、次のような例が挙げられます。

「外傷に対する消炎や鎮痛」、「肩関節周囲炎に対する解熱・消炎・鎮痛」、「頚肩腕症候群に対する解熱・消炎・鎮痛」、「月経困難症に対する解熱・消炎・鎮痛」、「腱炎に対する解熱・消炎・鎮痛」、「腱鞘炎に対する解熱・消炎・鎮痛」、「強直性脊椎炎に対する解熱・消炎・鎮痛」、「手術後の消炎や鎮痛」、「帯状疱疹に対する解熱・消炎・鎮痛」、「痛風発作に対する解熱・消炎・鎮痛」、「変形性関節症に対する解熱・消炎・鎮痛」、「腰痛症に対する解熱・消炎・鎮痛」、「関節リウマチに対する解熱・消炎・鎮痛」、「歯科・口腔外科領域での、抜歯後などの消炎・鎮痛」となっています。

尿酸排泄促進薬・ 鎮痛消炎薬

「尿酸排泄促進薬・ 鎮痛消炎薬」の代表的なものとしては、製造・販売元が「あすか製薬」で、発売・販売元が「武田薬品工業」の、「ブコローム」の成分を含有した、「パラミヂン」などがあります。

パラミヂンには、炎症をおさえたり、血中の尿酸値を下降させたりする効果があるため、次のような治療に用いられています。

「外傷に対する炎症の緩解や腫脹の緩解」、「急性中耳炎に対する解熱・消炎・鎮痛」、「急性副鼻腔炎に対する解熱・消炎・鎮痛」、「子宮付属器炎に対する解熱・消炎・鎮痛」、「手術後の炎症に対する緩解や腫脹の緩解」、「痛風における高尿酸血症の是正」、「変形性関節症に対する解熱・消炎・鎮痛」、「膀胱炎に対する解熱・消炎・鎮痛」、「関節リウマチに対する解熱・消炎・鎮痛」、「多形滲出性紅斑に対する解熱・消炎・鎮痛」、などです。

尿酸排泄促進薬

「尿酸排泄促進薬」の代表的なものとしては、「プロベネシド」の成分を含有した、「科研製薬」の「ベネシッド錠」や、「ベンズブロマロン」を含有した、「鳥居薬品」の「ユリノーム錠」、「寿製薬」の「ムイロジン細粒」、「ナガセ医薬品」の「ナーカリシン錠」、「共和薬品」の「アメル」、「コーアイセイ」の「イセイ」、「武田テバファーマ」の「テバ」、「東和薬品」の「トーワ」、「キョーリンリメディオ」の「杏林」、「日医工」の「日医工」、などがあります。

尿酸排泄促進薬は、痛風や、腎障害などを引き起こすおそれのある、高尿酸血症の改善が期待できる薬となります。

血液のなかの尿酸が高まっている状態が高尿酸血症ということになるわけですが、腎臓の尿細管に、尿酸が再び吸収されてしまう現象を抑制し、尿での排泄を促す作用があるのが、尿酸排泄促進薬なのです。

尿酸生成抑制薬

「尿酸生成抑制薬」の代表的なものとしては、「アロプリノール」の成分を含有した、「グラクソスミスクライン」の「ザイロリック錠」や、「田辺三菱製薬」の「アロシトール錠」、「大日本住友製薬」の「サロベール錠」、「フェブキソスタット」の成分を含有した、「帝人ファーマ」の「フェブリク錠」、「トピロキソスタット」の成分を含有した、「富士薬品」の「トピロリック錠」、「三和化学研究所」の「ウリアデック錠」、などがあります。

これらの効能としては、「尿酸が生成されてしまうことを抑制し、高尿酸血症を改善させる」であったり、「痛風発作などの予防に有効」と、いったものがあります。

詳しく言うと、キサンチンオキシダーゼという酵素を阻害することにより、体内のプリン体の代謝で尿酸が生成されるのを阻害する、といった作用があるのです。

酸性尿改善薬

「酸性尿改善薬」(分類で言えば、「尿アルカリ化薬」)の代表的なものとしては、「クエン酸カリウム」と「クエン酸ナトリウム水和物」の成分を含有した、「日本ケミファ」の「ウラリット-U配合散」や、「ウラリット配合錠」、「全星薬品」の「ウタゲン配合散」、「日本薬品」の「ウリンメット配合散」や、「クエンメット配合散」、「ウリンメット配合錠」、「クエンメット配合錠」、「大原薬品」の「トロノーム配合散」や、「トロノーム配合錠」、「日医工」の「ウロアシス配合散」、「東和薬品」の「ポトレンド配合散」、「ポトレンド配合薬」、などがあります。

痛風の予防

おもに、食生活などの日々の習慣を見直して改善することが、痛風の予防方法としては、とても効果的だと言えます。

まず、暴飲暴食は避けましょう。カロリーを摂り過ぎて肥満傾向になると、尿酸値は上がりやすくなってしまいます。

魚の内臓や、干物などは、プリン体が多く含まれていますので、特に気を付けましょう。

また、アルコール類はもともと尿酸値を上げてしまう作用があるため、プリン体に関係なく、飲み過ぎは禁物です。

かわりに、水を多めに飲むようにしてください。尿酸を排泄しやすい状況をつくるため、できるだけ、1日に2リットル以上は飲むと良いでしょう。

ほかの予防法としては、ストレスを溜め込まないことです。

ストレスというものも、尿酸値を上げてしまう原因になります。うまく解消して、普段からストレスを蓄積しないように努めましょう。

あと、激しい運動は避けたほうが良いですが、適度な運動は、肥満やストレスの解消に役立ちますので、オススメです。

まとめ

発症部位に、ひどい痛みが走る痛風は、一度でも経験すると、もう絶対にかかりたくない、という人が多いでしょう。

しかし、いくら痛風の発作を抑える薬や、尿酸を正常にしてくれる薬の力をかりてなんとか治すことができたとしても、生活習慣を改めない限りまた痛風を繰り返してしまうだけになります。

まず、食べる量をセーブして、体重を減らすように努めましょう。わずかな減量を行うだけでも尿酸値の改善に効果的です。

そして、プリン体を多く摂取しないようにし、水をよく飲み、適度な運動を行うことで、再発を防ぐことができます。